2025年01月04日
明けまして2025
初出演とはいえやっぱりスタジオ出演かな、ステージに出るなら2018年のユーミン方式(スタジオ→サプライズでご本人登場!わああバックバンドも豪華!みたいなやつ)かな…とぼんやり予想はしていた。寝かしつけから戻ったら既に終わっていたので、配信で追いかけてぶち上がりました。紅白のB'z、すごかったね!
演出や客席の興奮に胸がいっぱいになるあまり、X(旧ツイッタランド)に語彙力皆無の追っかけ実況を書き散らしてしまった。
大きなエネルギーの塊を受け取ったので、2025年はいい年になるに違いありません。
明けましておめでとうございます!

百貨店のお正月催事で見つけてしまった、福光の老舗のかぶら寿し。かぶもブリも肉厚!
赤子が幼子になり、去年以上に自分の時間がない年末年始。特に予定はないのに、テレビの一挙再放送も大河の総集編も一切観られずに過ぎています。「子が小さいうちはそんなもん」というやつですね。幼少期から年末年始のホームカミングな雰囲気が自分にはマッチしないなと感じていたけど、家族ができてもその感覚が変わっていないことを再確認しています。

アウトドアモールで振る舞いマシュマロをいただいてキャンプ気分。
2024年を振り返ると、家族の職場復帰&保育園入園、5月に突然クリエイターEXPO(クリエポ)出展を決め、五月雨式にモンぬいが襲来…と、未知の扉がパカパカ開きました。客観的には無風だけど自分のなかでは予想外なことばかりだった。まさか自分がぬいぐるみと一緒に静岡を旅する日がくるなんて、人生わかりませんね。

友人たちと三島・沼津・熱海の日帰り旅。メンダコはいなかった。
久しぶりに島に帰れたのも嬉しかったです。また帰りたいよー。海が見たいよー。
仕事面ではクリエポ出展かな。当日以上に、準備…特にパンフレット制作作業が良い経験になりました。需要を鑑みナレーション業務を前面に出すはずが、内なる声を無視できずに音声番組制作を前面に出すことに。結果、これまで経験のあるラジオやPodcastとはまた異なる企画が始まりかけています。導入を検討する企業の要望を伺ったり、実際にデモを試作したりすることができたので、今年はもう少し練って具体的な形にしたいな…。
どんなに世の需要にマッチしていないように見えても求める人はいるかもしれないし、自分の内なる声は無視しない方がいいなと再認識した出来事だった。
クリエイターEXPO出展に関してはnoteにまとめました。合計4本。びっっくりするほど長いけど、よければ暇つぶしにどうぞ…。
第14回クリエイターEXPO初出展の記録_準備編
身の回りのこととしては、友人知人と会う頻度が上がってきた。いい傾向です。知人が東京に来るタイミングで声をかけてもらったり、東京や近郊に住む友人たちと遊んだり。あと、4年ぶりに島に帰ったとき、突然連絡を取ったにも関わらず会ってくれた友人知人たちの「ゆるくばし(もてなし)」の精神が沁みました。島を離れお客さんの立場になって、改めて学ぶことが多い。
SNSやメッセージなどで互いの近況をわかったつもりでも、実際に会って受け取る情報量や空気感はまた別もの。コロナ禍に思い知らされましたが、あらためて痛感した1年でした。人に、会うぞ。
そして健康面。子の風邪をもらう頻度は格段に増えたので気をつけたい。また、日々受け続けるホルモンや気圧の影響を小さく保つための工夫が必要なので、引き続き前向きに対処できたらいいな。
ピラティスもなんとなく続いています。精神性にタッチせず、インナーの筋肉を地味に淡々と動かさ作業性が向いているようです。もう少し頻度を上げられたらいいな…。
さらに、去年の春から送迎用の電動アシスト自転車を手に入れ、車で行くほどじゃないけど距離があるエリアへ出かけるハードルがぐんと下がりました。自転車をこぐ行為も、自分の力で進んでいる実感を伴うのが楽しい。アシストされていても楽しい。行動範囲が広がるとポジティブになれますね。
それらをふまえて2025年。毎年恒例の「漢字1文字を今年のテーマとしてぼんやり掲げる」ですが
「向」
かな。
新しいことや未知の領域へ躊躇いなく向かって行きたい、自分の枠の向こう側にも行ってみたい、自身や身近な人と向き合う時間を取りたい、後ろ向きでも前向きでもアリ、趣向は凝らし続けるぞ…といったイメージです。
これを機に「向」という字について調べてみたところ、家屋北側に設けた明かり取りの窓をかたどっているそうです。実際に住宅をつくる上でも、北向き窓は、大きさや配置の工夫次第で部屋を明るくでき、湿気や風の通り道になるなど、重要な要素の一つらしい。風の通り道…という点では去年の一文字「風」ともリンクしていたので、この漢字にしてみました。果たして。
業務面における長期目標「どんなに細くなってもいいから長く」は今年も継続しつつ、たくさん遊んで仕事して人と会っておしゃべりできたら嬉しいです。
もちろん、お茶やごはんや遊びやお仕事、依頼以前のお問い合わせや雑談などのお声がけも、どしどしお待ちしています。
1人1人が、家族といても、誰かといても、1人でいても、どんな状況や環境のもとにあっても、安らぐ時間があり、心が躍ることを少しでも多く見つけられる、穏やかな1年になりますように。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!
演出や客席の興奮に胸がいっぱいになるあまり、X(旧ツイッタランド)に語彙力皆無の追っかけ実況を書き散らしてしまった。
大きなエネルギーの塊を受け取ったので、2025年はいい年になるに違いありません。
明けましておめでとうございます!

百貨店のお正月催事で見つけてしまった、福光の老舗のかぶら寿し。かぶもブリも肉厚!
赤子が幼子になり、去年以上に自分の時間がない年末年始。特に予定はないのに、テレビの一挙再放送も大河の総集編も一切観られずに過ぎています。「子が小さいうちはそんなもん」というやつですね。幼少期から年末年始のホームカミングな雰囲気が自分にはマッチしないなと感じていたけど、家族ができてもその感覚が変わっていないことを再確認しています。

アウトドアモールで振る舞いマシュマロをいただいてキャンプ気分。
2024年を振り返ると、家族の職場復帰&保育園入園、5月に突然クリエイターEXPO(クリエポ)出展を決め、五月雨式にモンぬいが襲来…と、未知の扉がパカパカ開きました。客観的には無風だけど自分のなかでは予想外なことばかりだった。まさか自分がぬいぐるみと一緒に静岡を旅する日がくるなんて、人生わかりませんね。

友人たちと三島・沼津・熱海の日帰り旅。メンダコはいなかった。
久しぶりに島に帰れたのも嬉しかったです。また帰りたいよー。海が見たいよー。
仕事面ではクリエポ出展かな。当日以上に、準備…特にパンフレット制作作業が良い経験になりました。需要を鑑みナレーション業務を前面に出すはずが、内なる声を無視できずに音声番組制作を前面に出すことに。結果、これまで経験のあるラジオやPodcastとはまた異なる企画が始まりかけています。導入を検討する企業の要望を伺ったり、実際にデモを試作したりすることができたので、今年はもう少し練って具体的な形にしたいな…。
どんなに世の需要にマッチしていないように見えても求める人はいるかもしれないし、自分の内なる声は無視しない方がいいなと再認識した出来事だった。
クリエイターEXPO出展に関してはnoteにまとめました。合計4本。びっっくりするほど長いけど、よければ暇つぶしにどうぞ…。
第14回クリエイターEXPO初出展の記録_準備編
身の回りのこととしては、友人知人と会う頻度が上がってきた。いい傾向です。知人が東京に来るタイミングで声をかけてもらったり、東京や近郊に住む友人たちと遊んだり。あと、4年ぶりに島に帰ったとき、突然連絡を取ったにも関わらず会ってくれた友人知人たちの「ゆるくばし(もてなし)」の精神が沁みました。島を離れお客さんの立場になって、改めて学ぶことが多い。
SNSやメッセージなどで互いの近況をわかったつもりでも、実際に会って受け取る情報量や空気感はまた別もの。コロナ禍に思い知らされましたが、あらためて痛感した1年でした。人に、会うぞ。
そして健康面。子の風邪をもらう頻度は格段に増えたので気をつけたい。また、日々受け続けるホルモンや気圧の影響を小さく保つための工夫が必要なので、引き続き前向きに対処できたらいいな。
ピラティスもなんとなく続いています。精神性にタッチせず、インナーの筋肉を地味に淡々と動かさ作業性が向いているようです。もう少し頻度を上げられたらいいな…。
さらに、去年の春から送迎用の電動アシスト自転車を手に入れ、車で行くほどじゃないけど距離があるエリアへ出かけるハードルがぐんと下がりました。自転車をこぐ行為も、自分の力で進んでいる実感を伴うのが楽しい。アシストされていても楽しい。行動範囲が広がるとポジティブになれますね。
それらをふまえて2025年。毎年恒例の「漢字1文字を今年のテーマとしてぼんやり掲げる」ですが
「向」
かな。
新しいことや未知の領域へ躊躇いなく向かって行きたい、自分の枠の向こう側にも行ってみたい、自身や身近な人と向き合う時間を取りたい、後ろ向きでも前向きでもアリ、趣向は凝らし続けるぞ…といったイメージです。
これを機に「向」という字について調べてみたところ、家屋北側に設けた明かり取りの窓をかたどっているそうです。実際に住宅をつくる上でも、北向き窓は、大きさや配置の工夫次第で部屋を明るくでき、湿気や風の通り道になるなど、重要な要素の一つらしい。風の通り道…という点では去年の一文字「風」ともリンクしていたので、この漢字にしてみました。果たして。
業務面における長期目標「どんなに細くなってもいいから長く」は今年も継続しつつ、たくさん遊んで仕事して人と会っておしゃべりできたら嬉しいです。
もちろん、お茶やごはんや遊びやお仕事、依頼以前のお問い合わせや雑談などのお声がけも、どしどしお待ちしています。
1人1人が、家族といても、誰かといても、1人でいても、どんな状況や環境のもとにあっても、安らぐ時間があり、心が躍ることを少しでも多く見つけられる、穏やかな1年になりますように。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!
2024年01月10日
明けきって2024
元日からざわざわした気持ちのまま
あっという間に10日経ってしまいましたね。
先日、大宮・鉄道博物館の新幹線展望ラウンジで
金沢へ向かうはくたか・かがやきを何度も見送りました。
闇雲に連絡を取るタイミングでもないし
今自分が行ったところで何もできないけど、
会いたい人も食べたいものも呑みたいお酒もたくさんある富山と能登。
落ち着いたら行きますね。

ガラス窓で存在感を放つ手垢は、子どもたちの新幹線愛のしるし。
2023年の漢字は「開」かなあ…などとご挨拶をしてから
一度もブログを更新しないまま、2024年になっていました。
今年はもう少し頻繁に更新します。1年早すぎた。
まずはぼちぼち、2023年の振り返り鑑賞記録を書く予定です。
ライブや映画の感想文は自分の思考の整理になっているので
書かないと全部忘れてしまいそう。
なお、今年の漢字は…
風
かな。
友人や知人との関係を、風通しの良いものにできるように
呼ばれたら、フットワーク軽く飛んでいけるように
新しい風を感じられるように
まだまだ不安や心配事が多い日々ですが
これからもっと嬉しいこと、楽しみの多い1年になりますように。
個人的には、旧正月に仕切り直すぞ…という気持ちでいます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あっという間に10日経ってしまいましたね。
先日、大宮・鉄道博物館の新幹線展望ラウンジで
金沢へ向かうはくたか・かがやきを何度も見送りました。
闇雲に連絡を取るタイミングでもないし
今自分が行ったところで何もできないけど、
会いたい人も食べたいものも呑みたいお酒もたくさんある富山と能登。
落ち着いたら行きますね。

ガラス窓で存在感を放つ手垢は、子どもたちの新幹線愛のしるし。
2023年の漢字は「開」かなあ…などとご挨拶をしてから
一度もブログを更新しないまま、2024年になっていました。
今年はもう少し頻繁に更新します。1年早すぎた。
まずはぼちぼち、2023年の振り返り鑑賞記録を書く予定です。
ライブや映画の感想文は自分の思考の整理になっているので
書かないと全部忘れてしまいそう。
なお、今年の漢字は…
風
かな。
友人や知人との関係を、風通しの良いものにできるように
呼ばれたら、フットワーク軽く飛んでいけるように
新しい風を感じられるように
まだまだ不安や心配事が多い日々ですが
これからもっと嬉しいこと、楽しみの多い1年になりますように。
個人的には、旧正月に仕切り直すぞ…という気持ちでいます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年01月06日
明けまして2023

一番身近なうさぎは、去年やって来た私の相棒です。
あけましておめでとうございます。
12月の中旬にコロナ陽性となり
年明けまで、ほぼ家にこもっていました。
診察を受けることなく完全自宅療養だったのですが
いやこれは…厄介ですね…。
人によって症状や程度が全く異なる点も手ごわい。
ともあれ回復して、2日にようやく初詣。
ここからいいことがたくさんありますように…!!!!
数年前までは毎年ひとりで行っていた
「漢字1文字を今年のテーマとして掲げる」を
久しぶりにやってみようと思い立ちました。
「開」
かな…。
自分や身の回りの風通しをよくして
人との交流を活発にできるように。
知らない分野や新しい場所へも
軽やかに出かけられるように。
自分の気持ちを率直に開いて
良いものづくりに繋げられるように。
2022年も私にとってはスタートでしたが
どちらかというと守りを固めるイメージでした。
人と会おうと計画するも断念…ということも数度あって。
今年は仕事を再開することもあり
ここもひとつの出発点だなぁと感じています。
人に会いたいし、旅もしたいなあ。
みなさんにとって、楽しいことが多い1年になりますように。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
2022年11月22日
酉の市行ってきたよ
今月はちょくちょく出かけている。
友達に会いに出かけたり、イベントごとをのぞいたり。
散歩の範囲を広げる感覚で、初めて歩く街も楽しいです。
先週は練馬・大鳥神社の酉の市へ出かけました。
都内各地にある、おおとり(大鳥、大鷲など)神社で
11月の酉の日に開かれる祭礼だそう。
東京中心だそうですが、関東各地でもやるんだろうか。
知人などがSNSであげている熊手の写真が
数年前から気になっていて、
行ってみたいけど、このタイミングに東京に行くことある?と
半ば諦めていたのです。
あったよタイミング。住んでたよ。
露店が並ぶ歩行者天国をぶらぶらするのも
コロナ禍以降は初かも知れない。
初めての街で感じる、久しぶりの祭りの空気が嬉しかった。
昼間だったので特に混雑もなく、お参り完了。
露店で熊手を買う皆さんの手締めを聞きながら
自分がどの熊手を選べばいいのか悩んだ末に
ひとまずは、神社の熊手をいただいて帰ってきました。

来年はまたいちから始める気持ちで、仕事もがんばります。
ライブ観たり展覧会に行ったり人に会ったりと
生活の基盤以外の用事で訪れるときは意識しなかったけど
東京には地に足ついた暮らしもお祭りも、
他の地方と同じようにあるんですよね。
そりゃあ東京が地元という方も多いから当然だけど、
生活感の振れ幅が大きくておもしろい街だなと感じています。
東京に引っ越してまる1年になりますが、
どうも、自分の住む地域の生活感にホッとしているところがある。
そういえば以前山口で、知人と縁起物の熊手の話になって
「掃除の時使うアレ(熊手)はガンゼキでしょ?
他の県じゃガンゼキって言わないの?」
「たぶん山口弁じゃないかな…聞いたことないですね…
神社でもらう縁起物もガンゼキって呼びます?
え、縁起物は熊手なの?なんで???」
…などと、くだらないやりとりで盛り上がったことを思い出した。
知人の解釈では
縁起物と潮干狩り用に使うアレは熊手、掃除用具はガンゼキだそうです。
全部熊手じゃないんだ!
こういう、ちょっとしたきっかけで教わる方言って
突然思い出すもんですね。茨城のあおなじみとかね。
友達に会いに出かけたり、イベントごとをのぞいたり。
散歩の範囲を広げる感覚で、初めて歩く街も楽しいです。
先週は練馬・大鳥神社の酉の市へ出かけました。
都内各地にある、おおとり(大鳥、大鷲など)神社で
11月の酉の日に開かれる祭礼だそう。
東京中心だそうですが、関東各地でもやるんだろうか。
知人などがSNSであげている熊手の写真が
数年前から気になっていて、
行ってみたいけど、このタイミングに東京に行くことある?と
半ば諦めていたのです。
あったよタイミング。住んでたよ。
露店が並ぶ歩行者天国をぶらぶらするのも
コロナ禍以降は初かも知れない。
初めての街で感じる、久しぶりの祭りの空気が嬉しかった。
昼間だったので特に混雑もなく、お参り完了。
露店で熊手を買う皆さんの手締めを聞きながら
自分がどの熊手を選べばいいのか悩んだ末に
ひとまずは、神社の熊手をいただいて帰ってきました。

来年はまたいちから始める気持ちで、仕事もがんばります。
ライブ観たり展覧会に行ったり人に会ったりと
生活の基盤以外の用事で訪れるときは意識しなかったけど
東京には地に足ついた暮らしもお祭りも、
他の地方と同じようにあるんですよね。
そりゃあ東京が地元という方も多いから当然だけど、
生活感の振れ幅が大きくておもしろい街だなと感じています。
東京に引っ越してまる1年になりますが、
どうも、自分の住む地域の生活感にホッとしているところがある。
そういえば以前山口で、知人と縁起物の熊手の話になって
「掃除の時使うアレ(熊手)はガンゼキでしょ?
他の県じゃガンゼキって言わないの?」
「たぶん山口弁じゃないかな…聞いたことないですね…
神社でもらう縁起物もガンゼキって呼びます?
え、縁起物は熊手なの?なんで???」
…などと、くだらないやりとりで盛り上がったことを思い出した。
知人の解釈では
縁起物と潮干狩り用に使うアレは熊手、掃除用具はガンゼキだそうです。
全部熊手じゃないんだ!
こういう、ちょっとしたきっかけで教わる方言って
突然思い出すもんですね。茨城のあおなじみとかね。
2022年06月03日
お久しぶりです
ブログは毎度お久しぶりです。
Twitterやらインスタやらに思いつきを垂れ流していると
ブログにまとまった文を書く頻度が下がってしまうな。
さておき、春に子が生まれました。
↑写真と一言のはずが、結局あれこれ書いてしまうというね。
妊娠出産にまつわることはセンシティブなもので
状況も選択肢も考え方もひとりひとり違うため
たとえば
「結婚しているなら子がほしいに違いない」などと
一括りにすることにも、されることにも
強い違和感がある。
一方で、自分の経験談を考えてみると
私1人で完結する部分はほとんどなく
身近な人について勝手に書くことにも抵抗がある。
結果、取材報告みたいな文章になったのでした。
とはいえ、助産師の皆さんに救われたのは事実。
ケアワークの凄さ、コロナ禍の壮絶な医療現場を
目の当たりにしました。
入院から分娩まで5日、破水からは24時間かかって
陣痛のほか嘔吐や発熱とてんこ盛りだったけど
都度、笑顔で励ましながら的確な処置を施し、
熱と痛みでうめく中、明け方まで腰をさすってくれた。
皆さんの顔と名前は忘れられません。
…と、
SNSのタイムラインに放流するのは控えたいけど
ある程度公開する形で書き残しておきたいことも
やっぱりあるよなぁと感じています。
すっかりアニメ感想文置き場と化したnoteとは別に
このブログには今まで同様
観たもの聴いたもののことを中心に書くつもりです。
引き続きよろしくお願いします。

「ちょっと!手形写真撮るから広げてよ!」の図。
Twitterやらインスタやらに思いつきを垂れ流していると
ブログにまとまった文を書く頻度が下がってしまうな。
さておき、春に子が生まれました。
先日出産しました。
— 上野 紋 / Aya Ueno (@au1982917) April 19, 2022
転居のタイミングで実質産休に入っていて、引き続きしばらくの間お休みをいただきます。今後は体調などをみながら、少しずつお仕事を再開する予定です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
↑写真と一言のはずが、結局あれこれ書いてしまうというね。
妊娠出産にまつわることはセンシティブなもので
状況も選択肢も考え方もひとりひとり違うため
たとえば
「結婚しているなら子がほしいに違いない」などと
一括りにすることにも、されることにも
強い違和感がある。
一方で、自分の経験談を考えてみると
私1人で完結する部分はほとんどなく
身近な人について勝手に書くことにも抵抗がある。
結果、取材報告みたいな文章になったのでした。
とはいえ、助産師の皆さんに救われたのは事実。
ケアワークの凄さ、コロナ禍の壮絶な医療現場を
目の当たりにしました。
入院から分娩まで5日、破水からは24時間かかって
陣痛のほか嘔吐や発熱とてんこ盛りだったけど
都度、笑顔で励ましながら的確な処置を施し、
熱と痛みでうめく中、明け方まで腰をさすってくれた。
皆さんの顔と名前は忘れられません。
…と、
SNSのタイムラインに放流するのは控えたいけど
ある程度公開する形で書き残しておきたいことも
やっぱりあるよなぁと感じています。
すっかりアニメ感想文置き場と化したnoteとは別に
このブログには今まで同様
観たもの聴いたもののことを中心に書くつもりです。
引き続きよろしくお願いします。

「ちょっと!手形写真撮るから広げてよ!」の図。
2022年01月14日
観た映画2021
どんどん身動きが取れなくなった2020年を経て
「それでも動ける範囲で」と手を伸ばした1年でした。
制限もあるけど、できることまで止める必要はないし
考えすぎて自らがんじがらめになるより…と
開き直った感じもあります。
近場で初めての場所に行ったりもしたので
追い追い、旅の振り返りもしますね。
まずは観た映画から。
リンク先は、感想文ブログやツイートです。
2020年の映画はこちら。
2月はしばらく「花束みたいな恋をした」のことを
考えていた気がします。
男女の関係なく対等だった2人が
「背負う人」「背負われる人」になるプロセスが、
背負うのも背負われるのも嫌だったはずなのに
無意識に背負おうとしていた過去の自分と重なって
グサグサ刺さった。
この映画にまつわる曲として「勿忘」を出して
ブレイクしたAwesome City Clubは
2020年のアルバム「Grow apart」が大好きです。
1曲め「トビウオ」↓↓
正しさや素晴らしさを根底から問われた気がした
ヤクザもの2作品も印象に残りました。
寂しさに満ちた「ヤクザと家族〜the family」は
最後のシーン、次世代2人の視線が忘れられない。
「すばらしき世界」を観たあとは、
重い余韻を引きずりながらパンフレットを買い
フラフラと帰って読み漁りました。
パンフレットに収録された脚本を読むと
完成映像には入っていない関係性や
細かいセリフも確認できて想像が広がった。
「セーラームーンEternal」はなんだかんだ言いつつ
キャラデザインは往年の感じでかわいかったし、
過去作サントラに手を出すきっかけになりました。
音楽といえば「竜とそばかすの姫」!
ベルの歌もサントラもぐるぐる聴いたなぁ…。
佳穂さんの声と歌を楽しみに出かけて、
期待以上のものをばーーん!と浴びた感じ。
millennium paradeは
「ヤクザと家族」の主題歌も印象的でした。
2021年紅白の個人的優勝(?)は
佳穂さんとミレパだと思っています。
「ブラック・ウィドウ」に「ラーヤと竜の王国」、
年末の「ミラベルと魔法だらけの家」と
女性主人公とシスターフッドを描いた
マーベル、ディズニー作品もよかったな。
女性同士の派手な戦闘や争いの先にある
連帯と解放にじんとしました。
配信で観たなかで特に印象的だったのは
フランス版シティーハンター。
懐かしさやお約束をただなぞるのではなく
原作への愛とリスペクトを昇華させながら
B級コメディとしての魅力もあった。
軽い気持ちで観たいときに是非。
最後にシンエヴァのことを。
いくら遠い昔に衝撃を受けたとはいえ
今まで新劇場版シリーズは流し見だったんです。
それが、シンエヴァ公開4日前から突然
気持ちが盛り上がってしまった。
宇部という街とゆかりができて、
宇部で完結を見届けたことが大きかった。
この街を知らずに最後まで観たら
印象も余韻も全く違っただろうな。
私の中ではもはや、全編通して
エヴァというより「ウベンゲリオン」でした。
ちょっとでも興味のある友人各位を、
いつか山口県内案内してまわりたいほどです。
おかげでPodcast番組を始める踏ん切りもついた。


公開初日の上映後、ふらふらと出かけた宇部新川駅。
結果的に劇場で観た作品は24本、テレビや配信で10本。
7月末までに観た劇場公開作は21本と、
前半は調子が良かったものの、8月以降失速しました。
特に単館系作品を全然追えなかったのは心残りです。
「それでも動ける範囲で」と手を伸ばした1年でした。
制限もあるけど、できることまで止める必要はないし
考えすぎて自らがんじがらめになるより…と
開き直った感じもあります。
近場で初めての場所に行ったりもしたので
追い追い、旅の振り返りもしますね。
まずは観た映画から。
リンク先は、感想文ブログやツイートです。
2020年の映画はこちら。
2月はしばらく「花束みたいな恋をした」のことを
考えていた気がします。
男女の関係なく対等だった2人が
「背負う人」「背負われる人」になるプロセスが、
背負うのも背負われるのも嫌だったはずなのに
無意識に背負おうとしていた過去の自分と重なって
グサグサ刺さった。
この映画にまつわる曲として「勿忘」を出して
ブレイクしたAwesome City Clubは
2020年のアルバム「Grow apart」が大好きです。
1曲め「トビウオ」↓↓
正しさや素晴らしさを根底から問われた気がした
ヤクザもの2作品も印象に残りました。
寂しさに満ちた「ヤクザと家族〜the family」は
最後のシーン、次世代2人の視線が忘れられない。
「すばらしき世界」を観たあとは、
重い余韻を引きずりながらパンフレットを買い
フラフラと帰って読み漁りました。
パンフレットに収録された脚本を読むと
完成映像には入っていない関係性や
細かいセリフも確認できて想像が広がった。
「セーラームーンEternal」はなんだかんだ言いつつ
キャラデザインは往年の感じでかわいかったし、
過去作サントラに手を出すきっかけになりました。
音楽といえば「竜とそばかすの姫」!
ベルの歌もサントラもぐるぐる聴いたなぁ…。
佳穂さんの声と歌を楽しみに出かけて、
期待以上のものをばーーん!と浴びた感じ。
millennium paradeは
「ヤクザと家族」の主題歌も印象的でした。
2021年紅白の個人的優勝(?)は
佳穂さんとミレパだと思っています。
「ブラック・ウィドウ」に「ラーヤと竜の王国」、
年末の「ミラベルと魔法だらけの家」と
女性主人公とシスターフッドを描いた
マーベル、ディズニー作品もよかったな。
女性同士の派手な戦闘や争いの先にある
連帯と解放にじんとしました。
配信で観たなかで特に印象的だったのは
フランス版シティーハンター。
懐かしさやお約束をただなぞるのではなく
原作への愛とリスペクトを昇華させながら
B級コメディとしての魅力もあった。
軽い気持ちで観たいときに是非。
最後にシンエヴァのことを。
いくら遠い昔に衝撃を受けたとはいえ
今まで新劇場版シリーズは流し見だったんです。
それが、シンエヴァ公開4日前から突然
気持ちが盛り上がってしまった。
宇部という街とゆかりができて、
宇部で完結を見届けたことが大きかった。
この街を知らずに最後まで観たら
印象も余韻も全く違っただろうな。
私の中ではもはや、全編通して
エヴァというより「ウベンゲリオン」でした。
ちょっとでも興味のある友人各位を、
いつか山口県内案内してまわりたいほどです。
おかげでPodcast番組を始める踏ん切りもついた。


公開初日の上映後、ふらふらと出かけた宇部新川駅。
結果的に劇場で観た作品は24本、テレビや配信で10本。
7月末までに観た劇場公開作は21本と、
前半は調子が良かったものの、8月以降失速しました。
特に単館系作品を全然追えなかったのは心残りです。
2021年12月31日
暮れと転居のご挨拶
ブログ、すっかりご無沙汰してしまいました。
お元気ですか?よい年末をお過ごしでしょうか。
1ヶ月ほど前に、山口から転居しました。

引っ越し恒例、空っぽの部屋の写真から。
福岡と山口へ動くときも「いえすウィーアー転勤族」なんて
分かった風なことを書いてきたものの
「よりによって、今!?」というタイミング、行き先は東京。
てんやわんやで家を探し回り、ご報告をして荷物を出しました。
小倉福岡もそうですが、山口という土地とのゆかりがもともとなく、
何処の馬の骨かもわからない私に仕事の機会をいただけた。
それぞれの街に、地元のことを考え踏ん張る方々がいて、
受け入れていただいたおかげさまで、のびのびと仕事ができました。
こうしてゆかりができたことが、2年半の大きな財産です。
小倉福岡山口を合わせると6年半。
関係者のみなさま、短い間でしたがお世話になりました。
しばらくは九州山口から離れてしまいますが、
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、東京に来ました。
習い事にライブ、人と会うため…と、
昔から訪れる機会は多くあったものの
「生活の拠点」として捉えたことは一度もなかった街。
今の住まいのあたりは割とのどかなので
「わああ都会に飲み込まれる〜!」みたいなことは全くなく
少しずつ、生活の基盤が整ってきた感じです。
1ヶ月間片付けしているうちに年末を迎えた気もしています。
…なんて書いてはみたものの、

山口で観るぞ!と鼻息荒くした庵野秀明展に駆け込んでは
早速宇部新川駅の写真に懐かしさを募らせ

M-1翌日のルミネtheよしもとへなだれ込んで、と
そこそこ遊んでおりました。
学生時代の友人や恩師、社会人になってお世話になった方など
関東近辺の皆さんにも、久しぶりにお会いできたら嬉しいです。
とはいえ、今の状況下では
「人と会うこと」についての考え方や背景も1人1人違うだろうし
以前のように気軽にお声がけしていいものか…と考えてしまう。
住む街が違えば感覚も違いますよね。
来年も、世の中の状況を見ながらではありますが、
お茶などのお誘いもお仕事も、お待ちしています!!
気軽に声をかけて人と会える状況が続くことを願うばかりです。
例によって例年のごとく、観たもの聴いたものの振り返りは
全然進んでいないので年明けに繰り越します…。
どうぞ良いお年をお迎えください。
お元気ですか?よい年末をお過ごしでしょうか。
1ヶ月ほど前に、山口から転居しました。

引っ越し恒例、空っぽの部屋の写真から。
福岡と山口へ動くときも「いえすウィーアー転勤族」なんて
分かった風なことを書いてきたものの
「よりによって、今!?」というタイミング、行き先は東京。
てんやわんやで家を探し回り、ご報告をして荷物を出しました。
小倉福岡もそうですが、山口という土地とのゆかりがもともとなく、
何処の馬の骨かもわからない私に仕事の機会をいただけた。
それぞれの街に、地元のことを考え踏ん張る方々がいて、
受け入れていただいたおかげさまで、のびのびと仕事ができました。
こうしてゆかりができたことが、2年半の大きな財産です。
小倉福岡山口を合わせると6年半。
関係者のみなさま、短い間でしたがお世話になりました。
しばらくは九州山口から離れてしまいますが、
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、東京に来ました。
習い事にライブ、人と会うため…と、
昔から訪れる機会は多くあったものの
「生活の拠点」として捉えたことは一度もなかった街。
今の住まいのあたりは割とのどかなので
「わああ都会に飲み込まれる〜!」みたいなことは全くなく
少しずつ、生活の基盤が整ってきた感じです。
1ヶ月間片付けしているうちに年末を迎えた気もしています。
…なんて書いてはみたものの、

山口で観るぞ!と鼻息荒くした庵野秀明展に駆け込んでは
早速宇部新川駅の写真に懐かしさを募らせ

M-1翌日のルミネtheよしもとへなだれ込んで、と
そこそこ遊んでおりました。
学生時代の友人や恩師、社会人になってお世話になった方など
関東近辺の皆さんにも、久しぶりにお会いできたら嬉しいです。
とはいえ、今の状況下では
「人と会うこと」についての考え方や背景も1人1人違うだろうし
以前のように気軽にお声がけしていいものか…と考えてしまう。
住む街が違えば感覚も違いますよね。
来年も、世の中の状況を見ながらではありますが、
お茶などのお誘いもお仕事も、お待ちしています!!
気軽に声をかけて人と会える状況が続くことを願うばかりです。
例によって例年のごとく、観たもの聴いたものの振り返りは
全然進んでいないので年明けに繰り越します…。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2021年07月30日
210728−29選曲リスト

山口市・湯田温泉にある「狐の足あと」のこぎつねソフト。
続きまして今週水、木曜の選曲リストです。
7/28(水)
Permission to Dance/BTS
HELLO HELLO/Snow Man
周南市立戸田小学校校歌
Pale Blue/米津玄師
What a Fool Believes/Matt Bianco
きらり/藤井風
アイスクリーム・シンドローム/スキマスイッチ
映画主題歌は80年代洋画から
君に想いを/Stephen Bishop
(トッツィー)
Glory Of Love/Peter Cetera
(ベスト・キッド2)
元気を出して/竹内まりや ☆
STAND BY ME/GOING UNDER GROUND
7/29(木)
フレア/Superfly
Dream on the street/DA PUMP ☆
ボーイフレンド/aiko
Hope/い〜どぅし ☆
The Reason/SYLK 130
サマータイムブルース/渡辺美里
Film Out/BTS ☆
アニソンは1977年の作品より
ロックリバーへ/大杉久美子、セントメリーチルドレンコーラス、コロムビアゆりかご会
(あらいぐまラスカル)
マルス2015年/ステーぶんとーと、こおろぎ'73
(ジェッターマルス)
若草のシャルロット/かおりくみこ
(若草のシャルロット)
太陽がくれた季節/青い三角定規 ☆
SUMMER BREEZE/paris match
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2021年07月04日
音楽とことば、ライナーノーツ
ライナーノーツを書くことは、
今まで誰にも言ったことがないくらい
密かな夢で、目標でした。
アーティストの受けた影響、制作の経緯や背景、
プロデューサーやミュージシャンなども含めた
「誰のどんな仕事か」を知ることが好きで。
ライナーは、仕事で音楽を紹介する情報源であり、
芋づる式に音楽をたどるガイドにもなってくれる。
なので今回、ヤマケンさんから依頼をいただいて
本当に光栄でした。
とてもとても個人的な、思い出語りをしますね。
「アヤちゃんのピアノはジャズっぽくない」
「ノリが縦なんだよねー」
という、何気ない一言が刺さった学生時代。
数年にわたってうだうだ悩んだ末、
「ジャズらしさって何!?」をテーマに卒論を書きました。
ある音楽の界隈には共通のことばがあって
(たとえば「いえーい」とかグルーヴが…とか
タイム感がいいとか、ノリが縦だねーとか)
これらの人々が共通の語彙を使うことにより
カテゴリーがつくられるのではないか…という内容です。
「語られることでつくられる ジャズというカテゴリー」
というタイトルを、ゼミの先生からいただきました。
ただ、当時の私には突っ込んだ考察ができないどころか
自分の問題意識を明確に言語化するところまで至らず
スフレも驚くほどふわっふわな内容で提出。
協力いただいた音楽関係の友人知人から
「その研究、おもしろいの??」と尋ねられても
うまく答えることができなかったけど、
「音楽の言語化」は、当時の私にとって
確かにいちばんの関心事でした。
…そういえば、私はずっと考えている。
ラジオの仕事を始めてからは、
「ことばがジャンルを形づくるなら、
音楽に興味のないリスナーにも届くように…!」と
評論語彙や特定の共通言語をなるべく避けて
話したり書いたりしてきたな…ということに
ライナー執筆に取り組みながら初めて気がつきました。
「音楽とことば」は自分にとってずっと
大きなテーマの一つだったんだな。
学生時代の悩みと、その後考えてきたことが
唐突に全部つながった気がした。

アルバム「Shimauta Bass」については
一度故郷を離れたヤマケンさんが自らたどった島や唄、
細やかな仕掛けや坪山豊さんとのエピソードなど
伝えたいことがたくさんありました。
でも、私の熱苦しい思い入れや感想はさておき
ライナーでは、私自身と島唄の距離感を出発点に
アルバムから受け取った情景などの言語化に努めました。
それほど、聞こえてくる音を受け止めてほしい作品です。
私が学生時代を思い出すきっかけになったのは
ヤマケンさんのお囃子特化型「イトゥ」でした。
ピアニストBobby Timmonsが参加した60年代の曲
「work song」が織り込まれています。
「ジャズ怖い…わかんない…」とうじうじしていた頃
豪快でファンキーなボビーちゃんのピアノに
視界がひらけたことを思い出して、たまらなくなった。
ちなみに「イトゥ」は労働歌、
労働歌は英語で「work song」、
「働く」はシマグチで「わぁくする」と言います。
何重にも楽しいな。
今回お声がけいただいたことで、
ヤマケンさんのものづくりに
少しだけ、加えていただけたことも嬉しかったです。
自分の拙さばかり痛感するけど、ものをつくりたい。
今まで誰にも言ったことがないくらい
密かな夢で、目標でした。
アーティストの受けた影響、制作の経緯や背景、
プロデューサーやミュージシャンなども含めた
「誰のどんな仕事か」を知ることが好きで。
ライナーは、仕事で音楽を紹介する情報源であり、
芋づる式に音楽をたどるガイドにもなってくれる。
なので今回、ヤマケンさんから依頼をいただいて
本当に光栄でした。
とてもとても個人的な、思い出語りをしますね。
「アヤちゃんのピアノはジャズっぽくない」
「ノリが縦なんだよねー」
という、何気ない一言が刺さった学生時代。
数年にわたってうだうだ悩んだ末、
「ジャズらしさって何!?」をテーマに卒論を書きました。
ある音楽の界隈には共通のことばがあって
(たとえば「いえーい」とかグルーヴが…とか
タイム感がいいとか、ノリが縦だねーとか)
これらの人々が共通の語彙を使うことにより
カテゴリーがつくられるのではないか…という内容です。
「語られることでつくられる ジャズというカテゴリー」
というタイトルを、ゼミの先生からいただきました。
ただ、当時の私には突っ込んだ考察ができないどころか
自分の問題意識を明確に言語化するところまで至らず
スフレも驚くほどふわっふわな内容で提出。
協力いただいた音楽関係の友人知人から
「その研究、おもしろいの??」と尋ねられても
うまく答えることができなかったけど、
「音楽の言語化」は、当時の私にとって
確かにいちばんの関心事でした。
…そういえば、私はずっと考えている。
ラジオの仕事を始めてからは、
「ことばがジャンルを形づくるなら、
音楽に興味のないリスナーにも届くように…!」と
評論語彙や特定の共通言語をなるべく避けて
話したり書いたりしてきたな…ということに
ライナー執筆に取り組みながら初めて気がつきました。
「音楽とことば」は自分にとってずっと
大きなテーマの一つだったんだな。
学生時代の悩みと、その後考えてきたことが
唐突に全部つながった気がした。

アルバム「Shimauta Bass」については
一度故郷を離れたヤマケンさんが自らたどった島や唄、
細やかな仕掛けや坪山豊さんとのエピソードなど
伝えたいことがたくさんありました。
でも、私の熱苦しい思い入れや感想はさておき
ライナーでは、私自身と島唄の距離感を出発点に
アルバムから受け取った情景などの言語化に努めました。
それほど、聞こえてくる音を受け止めてほしい作品です。
私が学生時代を思い出すきっかけになったのは
ヤマケンさんのお囃子特化型「イトゥ」でした。
ピアニストBobby Timmonsが参加した60年代の曲
「work song」が織り込まれています。
「ジャズ怖い…わかんない…」とうじうじしていた頃
豪快でファンキーなボビーちゃんのピアノに
視界がひらけたことを思い出して、たまらなくなった。
ちなみに「イトゥ」は労働歌、
労働歌は英語で「work song」、
「働く」はシマグチで「わぁくする」と言います。
何重にも楽しいな。
今回お声がけいただいたことで、
ヤマケンさんのものづくりに
少しだけ、加えていただけたことも嬉しかったです。
自分の拙さばかり痛感するけど、ものをつくりたい。
2021年06月18日
210616−17選曲リスト
半年ぶりに歯医者さんへ行きました。
ずっと頭の片隅にある「予約の電話をかける」というタスクが
なかなか実行できないの、何なんでしょうね。
思い出すのはたいてい受付が終わる夕方で、
「また明日」と思ったら週末で…を繰り返していたけど
えいや!!!と、今週月曜に予約に成功しました。
前置きが長すぎた割には虫歯もなく、
クリーニングを受けアドバイスをもらって
ものの1時間で終了。スッキリ。歯を大切に。

では今週水、木曜の選曲リストです。
☆印はリクエストでした。
6/16(水)
Butter/BTS
ステップアップLOVE/DAOKO×岡村靖幸
愛を知るまでは/あいみょん ☆
No.1/DISH//
Gifts/Superfly ☆
Another on bites the dust/QUEEN
SUN/星野源
そのいのち/中村佳穂
映画主題歌は1996年の洋画から
Lovefool/Cardigans
(ロミオ+ジュリエット)
Change the World/Eric Crapton
(フェノミナン)
愛しさと心の壁/サンボマスター
Shake & Shake/Sumika ☆
Get Back/The Beatles ☆
6/17(木)
BOY/フルカワユタカ
雛鳥/花譜 ☆
One Last Kiss/宇多田ヒカル
いつまでも変わらぬ愛を/織田哲郎
I believe in a thing Called Love/The Darkness
シロクマ/スピッツ ☆
夜桜お七/坂本冬美 ☆
アニソンは小林亜星さん追悼特集
狼少年ケンのテーマ/西六郷少年合唱団
ガッチャマンの歌/子門真人 ☆
花の子ルンルン/堀江美都子・ザ・チャープス
魔法使いサリー/朝川ひろこ
サラウンド/クラムボン
MaGic in youR Eyes/Tommy February6 ☆
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ずっと頭の片隅にある「予約の電話をかける」というタスクが
なかなか実行できないの、何なんでしょうね。
思い出すのはたいてい受付が終わる夕方で、
「また明日」と思ったら週末で…を繰り返していたけど
えいや!!!と、今週月曜に予約に成功しました。
前置きが長すぎた割には虫歯もなく、
クリーニングを受けアドバイスをもらって
ものの1時間で終了。スッキリ。歯を大切に。

では今週水、木曜の選曲リストです。
☆印はリクエストでした。
6/16(水)
Butter/BTS
ステップアップLOVE/DAOKO×岡村靖幸
愛を知るまでは/あいみょん ☆
No.1/DISH//
Gifts/Superfly ☆
Another on bites the dust/QUEEN
SUN/星野源
そのいのち/中村佳穂
映画主題歌は1996年の洋画から
Lovefool/Cardigans
(ロミオ+ジュリエット)
Change the World/Eric Crapton
(フェノミナン)
愛しさと心の壁/サンボマスター
Shake & Shake/Sumika ☆
Get Back/The Beatles ☆
6/17(木)
BOY/フルカワユタカ
雛鳥/花譜 ☆
One Last Kiss/宇多田ヒカル
いつまでも変わらぬ愛を/織田哲郎
I believe in a thing Called Love/The Darkness
シロクマ/スピッツ ☆
夜桜お七/坂本冬美 ☆
アニソンは小林亜星さん追悼特集
狼少年ケンのテーマ/西六郷少年合唱団
ガッチャマンの歌/子門真人 ☆
花の子ルンルン/堀江美都子・ザ・チャープス
魔法使いサリー/朝川ひろこ
サラウンド/クラムボン
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