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2024年06月04日

なちかしゃんのに、初めて触れる音風景_AMAMISM大阪公演

奄美旅を振り返る前に6月に突入してしまった!
お元気ですか。私は元気です。

なちかしゃんのに、初めて触れる音風景_AMAMISM大阪公演
六調で興奮しすぎて伸びた客席。好きな写真。

5月31日は梅田TRADで前山真吾「AMAMISM」リリースライブ大阪公演でした。
私はMCを担当しました。

なちかしゃんのに、初めて触れる音風景_AMAMISM大阪公演

「AMAMISM」という作品の中心にあるのは、真吾さんが島に根差し向き合い続けたシマ唄と三味線、そして相方・向珠理さんのお囃子とチヂン(太鼓)です。

2人を囲むように、渥美幸裕さんのアレンジやギター、小濵明人さんの尺八、西平せれなさんのフルート、大阪公演ではスティーヴ エトウさんのパーカッション。
まっすぐなシマ唄に添ったり、少し離れたり、伝統邦楽やジャズ、ブルースと接続したり、全く別のリズムやメロディーを重ねて進んだり…と何層ものアプローチを加え、響きを拡張してゆきます。

そう、どんどん押し広げられていくんですよ。

真吾さんたちが先人から受け継いだシマ唄はそこにあるのに、新しいサウンドが聴こえる。
「なつかしゃ」なんだけど、初めて触れる音の景色。

聴くたび、不思議な感覚に包まれます。

音源はこちら。
https://open.spotify.com/intl-ja/album/6GS61LA1gw5kjP5MrRoMNu?si=vDAUzMHRQoKzmSr3l9RaLg

私は、ほんのすこーーーしでも、客席の皆さんが「シマ唄に、AMAMISMに触れるぞ」と気持ちをつくるお手伝いができれば…と臨みました。
蓋を開ければお手伝いどころか、どの街のお客さまも率先して盛り上げてくださってありがたかった。

公演中もステージと客席の間にいるような気持ちで、両方を見つめられる贅沢をかみしめていました。

奄美・東京を経たバンドはより強く、大きく響いていたように感じます。
それらをじっくりと受け止めつつ、拍手やハト笛で盛り上げる観客の皆さん。
こちらも東京公演とは違ううねりで興味深かったな。

里朋樹さん、早田信子さんによる第1部・シマ唄ステージは、クイグイとしたヒギャ唄。
おふたりの人柄や関係性を感じられるMCもほんとうによかった。

あーーーーーー、日に日に余韻が深まるなー。

東京・大阪と、参加できて本当に光栄でした。
私もどこかでまた、AMAMISMを浴びたいです。

ありがっさまりょうた!


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