2019年02月02日
パーククローン花市場…タイ旅行記3
前にバンコクを歩いたときは、巨大なショッピングモールの多さと
建物のなかのクーラーの寒さに驚くばかりでした。
クーラーを効かせることがおもてなし、という考え方らしい。
今回は初めて、市場や中華街にも行ってみました。

ワット・ポー周辺エリアから15分ほど歩いて、パーククローン花市場へ向かいます。

歩道のタイルも花の形に変わってきた。
タイはとにかく花の国。
空港も宿泊先も寺院も、蘭をはじめとするたくさんの生花で飾られています。
パーククローン市場はタイ最大の花市場で、
タイ中の花がここに集められ、全土に広がっていくのだそう。

マリーゴールドの花を袋いっぱいに詰めて、10〜20バーツ(約34〜68円)という安さ。

切り花だけでなく、寺院に飾る花細工、ギフト用の花飾りも作られていた。
子どもと一緒に店番して、しゃべりながらも手は動かし続ける職人技。

市場の入り口。通りに面した青い看板が目印です。
花市場の周辺には青果市場もあって、
野菜や果物、香辛料のお店が屋内外に並んでいました。


The 食糧!という雰囲気の積み込み。大きな袋がボンボン投げ込まれます。
人を乗せるトゥクトゥクのシートにも、オートバイの足元にも野菜がてんこ盛り。

市場のなかで「Onion」という名前のホステルを発見。
奥の赤い袋に入った玉ねぎを卸売りしつつ、ホステルも切り盛りしているようです。
卸売りして玉ねぎ御殿を建てたんだろうか。


物が集まり、人が集まる。この風景が落ち着くわー。
市場を眺めて少しホッとするのは、どこでも変わりません。
花市場の青い看板から、通りを挟んだ向かい側に
「Floral cafe at Napasorn」というお店があります。
1階が花屋、2階がカフェになっていて
宿泊先で「行ってみて!」と激しくおすすめされたので寄ってみました。
このお店に限らず、バンコクのあちこちでおしゃれカフェを見かけた。
フォトジェニックは万国共通ですね。

ドライフラワーが生えている。


ライチのスムージーをいただきました。
建物のなかのクーラーの寒さに驚くばかりでした。
クーラーを効かせることがおもてなし、という考え方らしい。
今回は初めて、市場や中華街にも行ってみました。
ワット・ポー周辺エリアから15分ほど歩いて、パーククローン花市場へ向かいます。
歩道のタイルも花の形に変わってきた。
タイはとにかく花の国。
空港も宿泊先も寺院も、蘭をはじめとするたくさんの生花で飾られています。
パーククローン市場はタイ最大の花市場で、
タイ中の花がここに集められ、全土に広がっていくのだそう。
マリーゴールドの花を袋いっぱいに詰めて、10〜20バーツ(約34〜68円)という安さ。
切り花だけでなく、寺院に飾る花細工、ギフト用の花飾りも作られていた。
子どもと一緒に店番して、しゃべりながらも手は動かし続ける職人技。

市場の入り口。通りに面した青い看板が目印です。
花市場の周辺には青果市場もあって、
野菜や果物、香辛料のお店が屋内外に並んでいました。
The 食糧!という雰囲気の積み込み。大きな袋がボンボン投げ込まれます。
人を乗せるトゥクトゥクのシートにも、オートバイの足元にも野菜がてんこ盛り。
市場のなかで「Onion」という名前のホステルを発見。
奥の赤い袋に入った玉ねぎを卸売りしつつ、ホステルも切り盛りしているようです。
卸売りして玉ねぎ御殿を建てたんだろうか。
物が集まり、人が集まる。この風景が落ち着くわー。
市場を眺めて少しホッとするのは、どこでも変わりません。
花市場の青い看板から、通りを挟んだ向かい側に
「Floral cafe at Napasorn」というお店があります。
1階が花屋、2階がカフェになっていて
宿泊先で「行ってみて!」と激しくおすすめされたので寄ってみました。
このお店に限らず、バンコクのあちこちでおしゃれカフェを見かけた。
フォトジェニックは万国共通ですね。

ドライフラワーが生えている。

ライチのスムージーをいただきました。
2019年01月28日
ワット・アルン…タイ旅行記2
市街地にチャオプラヤー川沿いなど、たくさんのエリアに分かれるバンコクで
今回、活動範囲のひとつに選んだのはワット・ポー周辺でした。
街なかにある無数のマッサージ店をひとつひとつ探し回るのもいいけれど
できればワット・ポーのマッサージに通いたいなあと考えたことと、
川沿いにいると何かと便利だからというのが主な理由です。

とにかく多くの船が行き来するチャオプラヤー川。
写真手前に写っているのは団体用観光船、右の黄色い船は水草掃除船。
このほか水上バスや水上タクシーも、ひっきりなしに往来しています。
とはいえ、巨大建造物好きなのでどうしても、神社仏閣や遺跡巡りの時間が増える。
川を挟んでポーの対岸にある、ワット・アルンにも出かけました。
上の写真右手の奥に写っている、白いヤングコーン状の建物です。
ワット・アルンは「暁の寺」という意味。
川の西側にあるため、朝日が正面に当たります。
アユタヤ時代、
この地にワット・マコークという小さなお寺が建立されました。
1779年、トンブリ王朝のタクシン王が
霊験あらたかな守護仏である「エメラルドの仏像」をこの場に安置し
名もワット・アルンと変えて、第一級王室寺院とされたのだとか。
その後、王朝の変遷とともに、
エメラルド仏は王宮の敷地にあるワット・プラケオに移されましたが
ワット・アルンはワット・プラケオとワット・ポーに並ぶ
「バンコク三大寺院」のひとつとして、多くの人に愛されているそうです。
特にワット・ポーとは、セットで見て回れる距離感。
ポーでフットマッサージを受け、元気になってから出かけました。
ワット・ポーのそばに渡船場があって

細身で速い水上タクシーや遠くの街並みを眺めているうちに
対岸のワット・アルンに到着です。乗船時間は5分くらいかな。
80mもある、ワット・アルンの中心の大仏塔。
傾斜が急で、ここから先は侵入禁止になっていました。
手すりが付いていたので、以前は上がれたんでしょうね。
…とは言え、この回廊に上がる階段も急なうえ、
手すりもないので注意が必要です。
ワット・アルンをはじめ、ポーやプラケオも観光地である前に宗教施設。
ノースリーブや短パン、サンダルはNGなどの決まりがあるほか
敷地周辺を多くの僧侶が歩いています。
塔の上部には装飾のひとつとして無数の鈴。
風が吹くと、軽やかな音がカランカランと響きます。
涼やかで心地いい。
ヤックという鬼神と
モックという猿神が塔を支えています。モック、誰かに似てる…?
塔の装飾は、ほとんど陶器で作られていました。
当時、中国から大量に輸入されていたという陶器の破片を
一枚一枚手作業で貼ってあるようです。
塔の繊細な模様や細工に合わせて、
もとは器であろう鮮やかな陶板の形を揃え、色を合わせ、数を集め…
気が遠くなるほどの手間がかかったモザイクアート。
西陽に映えるなあ。
このワット・アルンは数年がかりの改修工事が終わったばかりで
最近は特に真っ白なカラーリングも話題なんだそうです。確かに白かった。
対岸の向こう側には、改修中のお寺もありました。寺院や仏塔の足場って、わかりやすい形してますね。
夕陽とともに。
暁の寺ではありますが、西陽や夕焼けが似合う。
夜になるとライトアップされて、更に雰囲気を変えます。
お寺巡りは写真もたくさん撮れて楽しいなあ。
2019年01月27日
ワット・ポー…タイ旅行記1
すっかり最後の日曜日ですね。行かないで1月。
ようやく写真の整理もついたので、タイの旅行記をぼちぼち書いていきます。
一度訪れたことのある街は、
土地勘がうっすらできるおかげで徒歩や地下鉄などの交通事情が少し把握でき
気候と体力の兼ね合いや予測もつけられるので動きやすいですね。
3年前は見るもの全てが珍しく、食べものがあまりに美味しかったので
今度はもう少しゆったりいたいなあと、基本ノープランで出かけました。

チャオプラヤー川を見るとあらためて、バンコクに来たことを実感します。
脳内でクレイジーケンバンドの「バンコクの休日」が聞こえる。サワディーカー(こんにちは)。
川の向こうに見えるのは「ワット・アルン」という寺院です。
深夜出発便の機内で寝るはずが、誘惑に抗えず映画を観てしまい、
眠いのと身体が重いのとで、ひと休みしたあとマッサージへ。
涅槃仏が知られる寺院「ワット・ポー」は、タイ古式マッサージの総本山です。
タイ伝統医学やマッサージの学校が設置されていて、
コースや時間に合わせたマッサージを受けることもできます。

マッサージセンターの東屋は、いつも観光客でいっぱい。

40分ほどの待ち時間に、涅槃仏をはじめとする仏像にもご挨拶。


涅槃仏の足の裏には、螺鈿の曼荼羅が。指紋も合わせて宇宙のよう。

仏像本体のきらびやかさに照明が加わりギラギラした写真になってしまった。

寄付をして受け取るお供えセットは、花、大きな線香、ろうそく、一片の金箔。
金箔は、自分の願いごとに合わせて、仏像の身体の部位に貼り付けます。
一つの寺院にたくさんの仏像や仏塔などの施設があって、とにかく広い。そして暑い。

1年でいちばん気温が低く気候の良い乾季とはいえ、日中は33度ほどまで上がります。
熱さにへばった前回の反省をもとに、日本から塩飴を持って行って正解でした。
ワット・ポーにいる現地犬、現地猫の皆さんも

仏塔の影や(一つ前の写真、右側の仏塔です)

冷たい日陰の石の床や

室外機の風などで涼を取っていました。暑いよねえ。
肝心のマッサージですが
全身を受けると翌日はフットも…という欲が出て、連日ワット・ポーに通いました。
3年前に書いたタイ旅行記も、合わせてどうぞ!
ようやく写真の整理もついたので、タイの旅行記をぼちぼち書いていきます。
一度訪れたことのある街は、
土地勘がうっすらできるおかげで徒歩や地下鉄などの交通事情が少し把握でき
気候と体力の兼ね合いや予測もつけられるので動きやすいですね。
3年前は見るもの全てが珍しく、食べものがあまりに美味しかったので
今度はもう少しゆったりいたいなあと、基本ノープランで出かけました。
チャオプラヤー川を見るとあらためて、バンコクに来たことを実感します。
脳内でクレイジーケンバンドの「バンコクの休日」が聞こえる。サワディーカー(こんにちは)。
川の向こうに見えるのは「ワット・アルン」という寺院です。
深夜出発便の機内で寝るはずが、誘惑に抗えず映画を観てしまい、
眠いのと身体が重いのとで、ひと休みしたあとマッサージへ。
涅槃仏が知られる寺院「ワット・ポー」は、タイ古式マッサージの総本山です。
タイ伝統医学やマッサージの学校が設置されていて、
コースや時間に合わせたマッサージを受けることもできます。
マッサージセンターの東屋は、いつも観光客でいっぱい。
40分ほどの待ち時間に、涅槃仏をはじめとする仏像にもご挨拶。
涅槃仏の足の裏には、螺鈿の曼荼羅が。指紋も合わせて宇宙のよう。

仏像本体のきらびやかさに照明が加わりギラギラした写真になってしまった。
寄付をして受け取るお供えセットは、花、大きな線香、ろうそく、一片の金箔。
金箔は、自分の願いごとに合わせて、仏像の身体の部位に貼り付けます。
一つの寺院にたくさんの仏像や仏塔などの施設があって、とにかく広い。そして暑い。

1年でいちばん気温が低く気候の良い乾季とはいえ、日中は33度ほどまで上がります。
熱さにへばった前回の反省をもとに、日本から塩飴を持って行って正解でした。
ワット・ポーにいる現地犬、現地猫の皆さんも
仏塔の影や(一つ前の写真、右側の仏塔です)
冷たい日陰の石の床や
室外機の風などで涼を取っていました。暑いよねえ。
肝心のマッサージですが
全身を受けると翌日はフットも…という欲が出て、連日ワット・ポーに通いました。
3年前に書いたタイ旅行記も、合わせてどうぞ!
2016年01月20日
積雪記念、雪の宿開封式。

昨日から降りまして、
今朝はうーーっすら積もった!わーい!
それにしても寒い!痛い!
午前中は市街地も、建物の屋根も真っ白。
お城のある雪景色って風流ですね。
そういえば、絶対雪の降らないタイでも

雪の宿を発見したのです!
本日、積雪記念に解禁。

こんなかんじの一口サイズで、おせんべいの食感も味もあのままでした。
2016年01月19日
北陸民心の味に、常夏のタイで再会。
タイの思い出ばっかり書いてますが
最後に、ある意味意外すぎて忘れられないアレを。

はーーちばーーんラーーーメーーーーーーーン!!!
50年ほど前、石川県加賀市の国道8号沿いに作られた第1号店舗からスタートし
北陸地方を中心にフランチャイズ展開している8番ラーメン。
バンコク市内を移動中、たまたまロゴマークを目にしてびっくり。
まさかと思っていましたが、富山県民の皆さんにツイッターで
タイに111店舗もフランチャイズ展開されていることを教えていただきました。
調べてみたところ、2016年1月現在で
石川県に50店、富山に32店、福井県に30店、北陸3県で合計112店舗。
(8番ラーメン公式サイト店舗情報より)
国内ではほとんどが北陸3県に集中しており
北陸地方以外の方にはあまり知られていないであろうローカルチェーンですが
タイでは国民的人気日本食チェーン店だということが不思議で、
そして、ちょっと誇らしい。ふふふ。
就職試験のために初めて富山に出かけた日、緊張しながらもお腹が空いて
電車を降りてすぐ、富山駅店で野菜ラーメンを食べました。
暮らした6年間も、何度野菜ラーメンと餃子にお世話になったか。
味噌も塩も酸辣湯麺も、ホッと安心できて、たまに無性に欲する味で…などと、
知らない町バンコクでムクムクと富山の思い出が膨らみます。
これを食べずには帰れない!と出かけたシーロムコンプレックス店は、
偶然にも1992年オープンのタイ第1号店でした。
地元っ子の皆さんでお店はいっぱい。こんなに地元に浸透しているの…

メニューは日本とほぼ同じ、かな?野菜ラーメンは基本味噌みたいです。

サイドメニューで、たこ焼きやら8カマまで単体で並んでおりました。

店内には加賀の第1号店の写真が掲げられていて、メニューにも歴史らしき文章。
レジ前には8番独自の、石川県や金沢の案内パンフレットも置かれていました。

そしてご対面。こんなところで会うなんて。
変わらないスープの味に涙する私。確かに普通に美味しいがそこまでか、と引く夫。
周りのバンコクっ子の皆さんが日常の晩御飯タイムを過ごしている中
ある意味滞在中いちばん興奮してしまった…
このお店は繁華街にある巨大ショッピングセンターの
フードフロアの一角にありまして、
8番以外にも、全国展開の博多ラーメンにとんかつ有名店
日本酒を集めたレストランなど、日本食もズラッと並んでおりました。
最後に、ある意味意外すぎて忘れられないアレを。

はーーちばーーんラーーーメーーーーーーーン!!!
50年ほど前、石川県加賀市の国道8号沿いに作られた第1号店舗からスタートし
北陸地方を中心にフランチャイズ展開している8番ラーメン。
バンコク市内を移動中、たまたまロゴマークを目にしてびっくり。
まさかと思っていましたが、富山県民の皆さんにツイッターで
タイに111店舗もフランチャイズ展開されていることを教えていただきました。
調べてみたところ、2016年1月現在で
石川県に50店、富山に32店、福井県に30店、北陸3県で合計112店舗。
(8番ラーメン公式サイト店舗情報より)
国内ではほとんどが北陸3県に集中しており
北陸地方以外の方にはあまり知られていないであろうローカルチェーンですが
タイでは国民的人気日本食チェーン店だということが不思議で、
そして、ちょっと誇らしい。ふふふ。
就職試験のために初めて富山に出かけた日、緊張しながらもお腹が空いて
電車を降りてすぐ、富山駅店で野菜ラーメンを食べました。
暮らした6年間も、何度野菜ラーメンと餃子にお世話になったか。
味噌も塩も酸辣湯麺も、ホッと安心できて、たまに無性に欲する味で…などと、
知らない町バンコクでムクムクと富山の思い出が膨らみます。
これを食べずには帰れない!と出かけたシーロムコンプレックス店は、
偶然にも1992年オープンのタイ第1号店でした。
地元っ子の皆さんでお店はいっぱい。こんなに地元に浸透しているの…

メニューは日本とほぼ同じ、かな?野菜ラーメンは基本味噌みたいです。

サイドメニューで、たこ焼きやら8カマまで単体で並んでおりました。

店内には加賀の第1号店の写真が掲げられていて、メニューにも歴史らしき文章。
レジ前には8番独自の、石川県や金沢の案内パンフレットも置かれていました。

そしてご対面。こんなところで会うなんて。
変わらないスープの味に涙する私。確かに普通に美味しいがそこまでか、と引く夫。
周りのバンコクっ子の皆さんが日常の晩御飯タイムを過ごしている中
ある意味滞在中いちばん興奮してしまった…
このお店は繁華街にある巨大ショッピングセンターの
フードフロアの一角にありまして、
8番以外にも、全国展開の博多ラーメンにとんかつ有名店
日本酒を集めたレストランなど、日本食もズラッと並んでおりました。
2016年01月16日
タイのサタヤドリ(砂糖小屋)で炊いていたもの
タイ料理といえばグリーンカレーにトムヤムクンと、
甘辛いスイートチリと激辛唐辛子のイメージ。
確かにそんな料理が多いですが、
お願いしてからさを調節すれば、全部美味しかったです。
そんなタイの食文化で懐かしさを感じた食べ物がいくつかあります。
まずはココナッツ。
タイは世界でも10位以内に入るココナッツ生産国だそうです。
話題のオイルのほか、ココナッツミルクの入る料理やお菓子もとにかく多かったです。
そんなココナッツの砂糖を作る工場を見学すると…

ヤシの実から白い油分を取り除いて煮詰めて油を作る人と
(鍋の中でだんだん透き通ってくるんですね)

その隣に、大きな鍋が2つ乗せられたレンガの窯が。

作業場のお兄さんは山積みになったヤシの実の殻を、

ポイポイっと火にくべて、鍋の水分を飛ばしていきます。
黒っぽく見える液体は、水分を飛ばすとだんだん白っぽくなり
どろどろの状態で火からおろして、冷やし固めるんだそうです。
…黒糖づくりと同じ手順じゃないか。
ここはココナッツ版サタヤドリでした。
知らない土地で知っている景色を見ると、親近感と既視感で嬉しい。
小屋にはレストランも併設されていて
地元のみなさんが朝ごはんにココナッツカレーを食べていました。

外観。小屋の向こう側にはヤシの木。
ちなみにタイではさとうきび生産も盛んで
特に日本にとっては最大の、砂糖の輸入先国だそうです。
…となると大きな工場での製糖作業がメインでしょうが、
サタヤドリスタイルで砂糖を作っているところもあるかもしれませんね。
甘辛いスイートチリと激辛唐辛子のイメージ。
確かにそんな料理が多いですが、
お願いしてからさを調節すれば、全部美味しかったです。
そんなタイの食文化で懐かしさを感じた食べ物がいくつかあります。
まずはココナッツ。
タイは世界でも10位以内に入るココナッツ生産国だそうです。
話題のオイルのほか、ココナッツミルクの入る料理やお菓子もとにかく多かったです。
そんなココナッツの砂糖を作る工場を見学すると…

ヤシの実から白い油分を取り除いて煮詰めて油を作る人と
(鍋の中でだんだん透き通ってくるんですね)

その隣に、大きな鍋が2つ乗せられたレンガの窯が。

作業場のお兄さんは山積みになったヤシの実の殻を、

ポイポイっと火にくべて、鍋の水分を飛ばしていきます。
黒っぽく見える液体は、水分を飛ばすとだんだん白っぽくなり
どろどろの状態で火からおろして、冷やし固めるんだそうです。
…黒糖づくりと同じ手順じゃないか。
ここはココナッツ版サタヤドリでした。
知らない土地で知っている景色を見ると、親近感と既視感で嬉しい。
小屋にはレストランも併設されていて
地元のみなさんが朝ごはんにココナッツカレーを食べていました。

外観。小屋の向こう側にはヤシの木。
ちなみにタイではさとうきび生産も盛んで
特に日本にとっては最大の、砂糖の輸入先国だそうです。
…となると大きな工場での製糖作業がメインでしょうが、
サタヤドリスタイルで砂糖を作っているところもあるかもしれませんね。
2016年01月15日
極楽に続く寺院と仏像と青い彼。
どうしてこんなに、仏像に惹かれてしまうのでしょうか。
じーーーーーーーっと表情を見たり、全体を眺めるのが好きです。
日本三大仏は奈良、鎌倉と…3番目は諸説ありますが、私は富山県の高岡大仏推し。
最近少しずつ国内のお寺にも興味が出てきたところだったので
仏教国タイの寺院・仏像めぐりも、旅の楽しみでした。
タイの大仏や寺院は、金色や細かい装飾で飾られているものが多く
寺院の敷地そのものが別世界のようです。
現地のガイドさん曰く、
「タイではお寺を金色に装飾することで、極楽浄土・仏様の世界に近づけると考えられた」
とのこと。
日常世界とは違う聖なる場所だという思いの表れなんですね。
なかにはタンクトップや短パン禁止など、服装チェックのある寺院もありました。
本堂にいたり、大仏がいたり、回廊にずらっと並んでいたりと
一つの寺院でも仏像は本当にたくさん。
そこで今回は、涅槃仏ばかりお届けします。

↑200年以上前に建てられたお寺「ワット・ポー」のシンボル・黄金の涅槃仏。

↑後ろから。枕も細かい細工が施されていて豪華!

↑アユタヤのワット・ヤイチャイモンコンというお寺の涅槃仏。
頭のところにレンガが見えますが、戦争で壊された建物の名残だそうです。

↑これもアユタヤ。ワット・ローカヤスターラームというところにあります。
もう廃墟となっていて、今はこの涅槃仏しか残っていません。
この涅槃仏、初めて見た気がしないような…と思っていたら、
ゲーム「ストリートファイターⅡ」の舞台の一つだったそうです。懐かしい!
座った姿や立った姿の大仏さまはこれまでも見たことがありましたが
涅槃像はまだあまり見たことがなく、しかもタイには多いそう。
寝ている姿は迫力ありました。
最後に番外編。
アユタヤのワット・ヤイチャイモンコンの涅槃仏のすぐそばに、
本堂とは別の小さなお堂がありまして。
きらびやかな装飾の向こう側に、見慣れた青くて丸いものが…

ドラえもん!!!
タイで大人気とは聞いていましたが、
実際に街のいろんな場所で、老若男女がグッズを持っているのを見かけましたが、
まさかこんな神聖なところにまで立ち入りを許されていたなんて。
このお堂に、いつもドラえもんが供えられていると有名なんだそうです。
どのお寺にもいるってわけじゃないんですね。
ちなみにタイの人たちは彼を「どれーもん」と呼んでいました。
じーーーーーーーっと表情を見たり、全体を眺めるのが好きです。
日本三大仏は奈良、鎌倉と…3番目は諸説ありますが、私は富山県の高岡大仏推し。
最近少しずつ国内のお寺にも興味が出てきたところだったので
仏教国タイの寺院・仏像めぐりも、旅の楽しみでした。
タイの大仏や寺院は、金色や細かい装飾で飾られているものが多く
寺院の敷地そのものが別世界のようです。
現地のガイドさん曰く、
「タイではお寺を金色に装飾することで、極楽浄土・仏様の世界に近づけると考えられた」
とのこと。
日常世界とは違う聖なる場所だという思いの表れなんですね。
なかにはタンクトップや短パン禁止など、服装チェックのある寺院もありました。
本堂にいたり、大仏がいたり、回廊にずらっと並んでいたりと
一つの寺院でも仏像は本当にたくさん。
そこで今回は、涅槃仏ばかりお届けします。

↑200年以上前に建てられたお寺「ワット・ポー」のシンボル・黄金の涅槃仏。

↑後ろから。枕も細かい細工が施されていて豪華!

↑アユタヤのワット・ヤイチャイモンコンというお寺の涅槃仏。
頭のところにレンガが見えますが、戦争で壊された建物の名残だそうです。

↑これもアユタヤ。ワット・ローカヤスターラームというところにあります。
もう廃墟となっていて、今はこの涅槃仏しか残っていません。
この涅槃仏、初めて見た気がしないような…と思っていたら、
ゲーム「ストリートファイターⅡ」の舞台の一つだったそうです。懐かしい!
座った姿や立った姿の大仏さまはこれまでも見たことがありましたが
涅槃像はまだあまり見たことがなく、しかもタイには多いそう。
寝ている姿は迫力ありました。
最後に番外編。
アユタヤのワット・ヤイチャイモンコンの涅槃仏のすぐそばに、
本堂とは別の小さなお堂がありまして。
きらびやかな装飾の向こう側に、見慣れた青くて丸いものが…

ドラえもん!!!
タイで大人気とは聞いていましたが、
実際に街のいろんな場所で、老若男女がグッズを持っているのを見かけましたが、
まさかこんな神聖なところにまで立ち入りを許されていたなんて。
このお堂に、いつもドラえもんが供えられていると有名なんだそうです。
どのお寺にもいるってわけじゃないんですね。
ちなみにタイの人たちは彼を「どれーもん」と呼んでいました。
2016年01月14日
タイで建物探訪
タイから戻り、すっかり小倉の寒さに体が慣れてきました。
というか確実に、出かける前より数倍寒い1月の小倉です。
その寒さのなか、日差しに焼かれた旅の写真を眺めていると
本当に今年のことなのかな、などと思ってしまう。
まだ2016年始まって2週間なんですね。
いろいろと感じることが多すぎるので、少しずつまとめてみます。
知らないところを歩いて回ると、まず気になるのが建物と街の様子。

いくつもある、ギラギラのLED電光掲示板のきらびやかさと屋台が隣り合っていたり
(写真右側の白い明かりは屋台です)

伊勢丹の前の広場に神様がいたり。
奥で金色に輝くのは、あの象の神様ガネーシャ!

お寺も、大きく黄金色、装飾も細やかなものから、

250年ほど前にビルマとの戦争により朽ちたまま
時が止まったような、アユタヤ王朝の遺跡まで。
国が違えば歴史も違い、街の成り立ちも違っているもので
何を見ても、どこに行っても「これはなんだろう?」ばかり。
初めての街に初めての国。見るものひとつひとつに圧倒されておりました。
というか確実に、出かける前より数倍寒い1月の小倉です。
その寒さのなか、日差しに焼かれた旅の写真を眺めていると
本当に今年のことなのかな、などと思ってしまう。
まだ2016年始まって2週間なんですね。
いろいろと感じることが多すぎるので、少しずつまとめてみます。
知らないところを歩いて回ると、まず気になるのが建物と街の様子。

いくつもある、ギラギラのLED電光掲示板のきらびやかさと屋台が隣り合っていたり
(写真右側の白い明かりは屋台です)

伊勢丹の前の広場に神様がいたり。
奥で金色に輝くのは、あの象の神様ガネーシャ!

お寺も、大きく黄金色、装飾も細やかなものから、

250年ほど前にビルマとの戦争により朽ちたまま
時が止まったような、アユタヤ王朝の遺跡まで。
国が違えば歴史も違い、街の成り立ちも違っているもので
何を見ても、どこに行っても「これはなんだろう?」ばかり。
初めての街に初めての国。見るものひとつひとつに圧倒されておりました。
2016年01月09日
焼かれております。

私の通った高校には
修学旅行ならぬ「国外体験学習」なるものがありまして。
そのとき中国の上海と北京に行った以来の国外体験です。
お正月休みと称してタイに来ました。
…暑いです。乾季のタイ。
連日32、3度で、島以上に強烈な日差しにジリジリとやられております。
さすが赤道に近いと日差しがさらに強くなるんですね。
タイでは車やバイク、船での移動がメインですが
皆躊躇なく飛ばして突っ込んできます。
車線変更も追い越しも、斜め後ろから突然ニュルン、と出てくる。
そんな目新しさのなかに、奄美との共通点もちらほら。
タイの中でもヨーロッパのリゾートとして開発されてきたプーケットでは
海の色や白い砂浜、人のテゲテゲさ、おおらかさ
黒糖ならぬココナッツ糖の作り方や
島の人たちの「この人はダーぬちゅーかい?(どこのひとかな?)」な視線に至るまで
「あげ、うりや島と一緒じゃがな」っち思うことがあれこれ。
その一方、やはりリゾート地らしく
夜はどのレストランでも爆音でライブが行われ
ネオンがきらんきらんして
世界から人が集まるリゾート地って
こんなに活気があるものなのかと
見るものすべてに、目から鱗を飛び散らせております。

このネオン!
それでもどうしても、
素材としては島も負けない部分もあるよなあ、などと思いながら見てしまう。
帰ってから、またじっくりまとめます!