2021年02月28日
ヤクザと家族 The Family
寂しさがやってくるヤクザ映画。
ヤクザというひとつの「家族」の話であり
配偶者や子といった「ヤクザの家族」の話でもあった。
映画館を出るときにポスターを眺め、初めて
「そうか、だからこの人数で家族写真か!」
と気づきました…。
20年で、街の様子も法律も、人の持ち物や価値観も
ここまで変わるものなんだな。
生活や世間とかけ離れた、ある種のファンタジーとして
私たちはこれまでの任侠映画を魅力的に観ていたけど、
ハードボイルドで華やかなはずの世界が夢だったのだと
突きつけるような後半に面食らった。
現代の彼らを取り巻く環境が
生活感と現実味に沿って描かれるなんて想像もしなかった。
どんなに大事な人との繋がりも、生活の基盤があってこそ。
義理人情や絆だけではご飯が食べられない…というのは
任侠の世界に限った話ではありませんが、だからこそ、
どの人の状況も「いい話」にしない残酷さと切実さ。
舘ひろしさん演じる親分がどこまでも懐深くて、
そのかっこよさや慈愛に満ちていた分、哀しい。
皆救われてほしいと思ってしまった。
そして、海岸や港町や工業港など
作中で出てくる海の景色が全て好みでした。
特に最後の堤防、よかったなあ。

↑イメージです。私の好きな景色のひとつ。
公式サイトはこちら。
キャストについては言い始めるとキリがないほど
素晴らしい布陣でした。
「ちょっと話そっか」と言う磯村勇斗さんの表情と
millennium paradeの主題歌「FAMILIA」が
頭から離れません。
ヤクザというひとつの「家族」の話であり
配偶者や子といった「ヤクザの家族」の話でもあった。
映画館を出るときにポスターを眺め、初めて
「そうか、だからこの人数で家族写真か!」
と気づきました…。
20年で、街の様子も法律も、人の持ち物や価値観も
ここまで変わるものなんだな。
生活や世間とかけ離れた、ある種のファンタジーとして
私たちはこれまでの任侠映画を魅力的に観ていたけど、
ハードボイルドで華やかなはずの世界が夢だったのだと
突きつけるような後半に面食らった。
現代の彼らを取り巻く環境が
生活感と現実味に沿って描かれるなんて想像もしなかった。
どんなに大事な人との繋がりも、生活の基盤があってこそ。
義理人情や絆だけではご飯が食べられない…というのは
任侠の世界に限った話ではありませんが、だからこそ、
どの人の状況も「いい話」にしない残酷さと切実さ。
舘ひろしさん演じる親分がどこまでも懐深くて、
そのかっこよさや慈愛に満ちていた分、哀しい。
皆救われてほしいと思ってしまった。
そして、海岸や港町や工業港など
作中で出てくる海の景色が全て好みでした。
特に最後の堤防、よかったなあ。

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ムビナナ1周年ウィークと上映会ライビュの衝撃
観た映画2024_その2
観た映画2024_その1
観たライブ2024_その2
観たライブ2024_その1
大阪・寺田町FireloopでSOUTH BLOW
なちかしゃんのに、初めて触れる音風景_AMAMISM大阪公演
ウチにはぷしゅが必要だ_シナぷしゅ the MOVIE
映像が聞こえて音が見える_BLUE GIANT
観た映画2023とTHE FIRST SLAM DUNK
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Posted by 上野 紋 at 22:07
│観たもの聴いたもの