2019年06月01日
通のくじら資料館

先週、海が見たくて長門市・仙崎へ出かけました。
道の駅にあるセンザキッチンでお刺身を食べ、干物や野菜などを大量に買い込んで
橋で繋がっている青海島へ渡ります。
青海島の通(かよい)集落は捕鯨の街だったらしく、くじら資料館を発見。
このあたりは明治後期まで、長州捕鯨の中心地となっていたそうです。
スタッフの方が丁寧に解説してくださいました。

鯨が乗っている。

当時使われていた銛の実物が展示されていました。
太平洋戦争時、かろうじて回収されなかったのだとか。

獲った鯨の用途と流通先。
肉は塩漬けで運ばれますが、大阪までは遠くて運べず
主に福岡や北九州に売られていたとのこと。
よく見たら用途の一番下に「糸紡ぎ道具」と書かれていますね。
鯨の骨は鹿児島まで行ったそうなのでひょっとして…。
肉から骨まで価値が高い鯨は貴重な栄養源で経済をも潤すので
鯨組の漁師たちは命がけで漁に出たようです。
ただ、解体した母鯨から胎児が出てくることも多く、
心を痛めた漁師たちにより、胎児を埋葬する「鯨墓」が建てられました。
博物館を出て1分のところにあります。

↑これはお墓のそばにある石碑。

近くの向岸寺には、鯨の位牌や過去帳も備えられていて、
今でも年に一度、4月に供養が行われているのだそう。
通集落に伝わる民謡「鯨唄」は、祝い目出度!若松様よ!

久しぶりに集落巡りをしました。
仙崎にある金子みすゞ記念館へは、またの機会に出かけることにします。
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